大学生の就活ブログ「就活での経験談満載」
転職で苦労した話し

もがき苦しみながらもそこから見えた一つの道

 

私は、高校卒業後、父親の取引会社である建設会社に入社しました。従業員は、社長含めて7人ぐらいでした。

しかし、運悪く入った当初から周りの先輩はよく怒鳴る先輩ばかりで本当に威圧感があって、手足がびくびくするぐらい怖くて自分からなかなか話せない状況でした。

また、仕事上どうしても分からないところが出てきた時、働いている以上コミュニケーションを取っていかないと上手く仕事が回りません。

その時、何とか勇気を出して声をかけると自分が思っていた以上に優しくて徐々にその先輩の方も心を開いてくれてスムーズに仕事を進めることができましたが、どんどん慣れていくうちに「もう少し仕事を早くしてくれないか」「こっちは納期まで間に合わせないといけないのに!何ノロノロやっているのだ」と怒り出してきました。

明らかに、自分から見たらまだまだ納期までまだ間に合うのになぜそんなに怒るのか不思議でならず、本当にその先輩の姿を見て余裕がないんだろうなと思いながら、自分は自分はで、一生懸命に仕事をしていました。

そして、最終的には納期までは間に合ったものの正確に終わらせていないという結果になり、会社の取引業者でもある方からやり直しをさせられ、その時、いくら早く終わらせてもどこかに何らかの間違った箇所があるだけでこんなにもやり直しをさせられるとは正直、その当時は、思ってもいませんでした。

しかし、そこから学んだことは、1か所1か所仕事をしていくうえで再確認を何回かしていかないとこの職業は務まっていかないんだとその時、痛感させられました。

 

 

そしてその一週間後、今度は別の現場に行ってまた自分より年の離れた声のかけやすいベテランの先輩と、マンツーマンで仕事を手取り足取り教えてもらいながら作業をしていました。

主にやっていた仕事は、石膏ボードというよく公共施設や学校、住宅といったうち壁や天井に最も多く使わている建築材料でそれを切ったりその切った破片やくずを捨てたり、運んだりする業務をしていました。

 

 

本当に重くて今まで経験したことのないような重さで、これを長年働いてきた先輩の姿を見た時には、尊敬のまなざししかありませんでした。

しかし、その先輩にも言われたことは実行したものの、仕事のスピードが遅くて毎日怒られ続け、精神的にも、肉体的にも限界を感じ、毎回毎回仕事をやりに行くたびに、今日も地獄の長い一日が始まろうとしているんだと思うと、苦しくて早く一日が終わらないかなと思いながら仕事をしていました。

そしてこのとき、はじめて「この会社絶対やめてやる」という強い気持ちが芽生えてきました。

では、なぜそのような気持ちになってしまったのかというと毎日仕事をしていても、「お前と仕事をしていても面白くないし足を引っ張るだけ」だといじめ発言を先輩社員がすることが多くあったことにより、そこで「自分にはこの会社に必要とされていないんだ」とそういうような気持になったので、きっぱりと辞めました。

 

 

最後に

もし僕みたいに、現在職場で少し人間関係で悩まされてとてもじゃないけど、こんな会社で仕事をしたくないと思う人がいれば、僕は、無理して続けなくてもいいと思います。

その理由はどんな仕事も楽しくなくなるし、本来であれば、自分に適性のあるにもかかわらず、その仕事に付けなくなってせっかくの能力が発揮出来なくなるし、プライベートの時間もつまらないものになってしまうからです。

僕の経験上、職場で人間関係が悪化してから修復するのは99%不可能でした。逆に人間関係が良好なら、多少仕事がきつくても何とかなります。

それぐらい仕事をしていく上で年収や残業、やりがいよりも人間関係が1番重要だと思っています。

しかし、社会経験の浅い人たちからすれば、人間関係なんて別にどうにでもなると大事なのは、「お金だ」「やりがいだ」と思ってしまう人が世の中には多くいます。

確かに、お金がなければある程度の生活はできないし、やりがいがなければその仕事は長続きしません。

でも、そのどちらかを判断基準にして就職先を決めてしまうと後々「こんなはずじゃなかった」と後悔します。

そうならないためには、ある程度社会経験が豊富で、成功を収めている人たちがもし身近にいれば実際に会ってその人の経験話を聞いてみるのも良いと思いますし、もしくは、実際に社会でうまくいくためには、どんなことが必要になってくるのかを一度相談してみるのもいいと思います。

その中で、自分にとってどんな選択をすれば一番いいのかを考えていくことが大事だと僕自身思っています。

mhkfyukx著