大学生の就活ブログ「就活での経験談満載」
転職で苦労した話し

転職6回の先に見えたもの

私は4年前、地元の高校を卒業した後、父親の取引会社でもある建設会社に4か月間働いていました。

しかし、入社した時から先輩方の厳しい指導や仕事のスピードについていけず、毎日怒られてばかりで、このまま働いたとしても、また先輩方に足を引っ張りながら仕事を続けても意味がないと感じ、すぐに退職することに決めました。

それから、4か月間はニートの生活状態に陥り、それまで父親の会社で仕事を手伝っていました。そして、同年12月に今度は2社目の会社に入社しました。

その会社は自動車部品や航空機部品の製造をする職種でその中で私が任されていたのは出荷準備作業という仕事です。

簡単に説明するとこの作業は出来上がった商品を段ボールや袋に入れたりといった最後に出荷する前の準備段階になります。

 

 

私はまたしてもその会社で先輩に教わったことをそのまま実行できずに同じミスを繰り返し、怒られ続け、精神的にも、肉体的にも限界を感じ、2か月間という短い期間ですぐに退職をしました。

そして、半年間また、働いていない状況になり、今度は一度は自分自身やってみたかった接客業という職に挑戦しました。

 

その会社は、本や雑貨を販売している会社で、そこで学んだことは、お客さんにその商品を買ってもらうためには、どのように接客したらいいのかを先輩方に一つ一つ教えてもらいながら、仕事をしていましたが、試用期間が過ぎても仕事の効率化やスピードがあまり上がっていなく、店長にこの仕事があっていないのではないかと言われ、やめさせられました。

それから、しばらく今後の人生をどういうふうに生きていけば自分にとって一番いいのかと悩んでいた時、ひとまず、今までの自分の考え方や価値観を変えていくためにビジネス書や、自己啓発本など、様々な書物を興味のあるものから手に取って読み漁りました。しかし、興味のある分がたとえあったとしても、実際に自分に適性があるか不安だったため、専門家の人に相談をして適性検査を受けてみました。

その結果、思ってた以上に自分には単純作業が向いているということに気づき、それに見合った会社を紹介してもらいました。

期間限定求人なのですが、その仕事内容が自分にマッチしていたので応募しました。その結果無事に内定をもらいました。

その会社は麺を製造する会社で、実際に麺を袋詰めしたり、麺をパックに詰めたりといった単純作業を10日間残業ありで仕事をしていました。

その時、これが自分の天職だということに気づきました。その後、自分の人生の選択肢を広げていくために、大学受験に挑戦しましたが、落ちてしまいました。

しかし、ある時、知人の紹介で、働きながら大学の通信教育というものがあると言われ気になって調べてみると、そこには、年齢問わず、多くの世代の人と関われることを知り、これをきっかけに通信教育に入ることを決意しました。

 

今は、その大学に合格し、地元のスーパーでアルバイトをしながら勉強しています。ようやく、自分の居場所が見つかり、先輩たちにも以前やめていた会社よりも比べ物にならないくらい、人間関係も良好に築くことができ、また、長続きすることができ、仕事内容も、商品の陳列や、整理、食材をカットしたり、袋詰めしたりといった単純作業を毎日していて、楽しく働いています。

最後に

どんな仕事でも、100%予想通りとはいかないと思います。苦労もやりがいも、実際にやってみて初めて分かることがあるでしょう。そのなかで、自分にできることは何なのかを実際に社会に出て経験するという選択肢もあれば、大学に行って勉強しながら、実際に興味のある企業にインターシップとして社会経験を積むという選択肢もあります。

ただ、今の就職活動では、大学に入っている人であれば、「大学時代に学んだことは何か?」がよく聞かれます。

その時、4年間勉学をよく頑張ってきたからと言って、就活においても「勉学」です。と答えてしまうと、逆に「勉強以外で頑張ったことは何か」と聞かれる可能性があります。

その時に、答えられなくなってしまうと、自分が希望していた会社に入れなくなってしまう可能性があるので、いかに大学時代に自分がどれだけ、勉強以外に何をやって、それを社会でまたどのように生かそうと思ったのかを答えることが出来るかが大切になってきます。それをしっかりと答えることができれば自分の人生がいい方向に進むかもしれません。これからは、そういった部分が企業に求められます。

mgfgfgjさん